【間違えると危険!?】犬のさつまいもに関する7つの知識(調理法、レシピ、アレルギー、海外の評価・リアルな口コミ・与え方など)

2019年9月30日

人間の食べ物に『さつまいも』があります。

焼き芋にしたり蒸かしたりと
人々に愛される食材のひとつです。

さて、我々人間がさつまいもを食べていると
犬が欲しそうな顔で訴えかけてくる光景をよく目にしますよね?

そこで飼い主の皆さんが思う事は
犬にさつまいもを与えようと思うけど大丈夫なのか?
疑問に思う人もいますよね。

今回は犬とさつまいもの関係について
海外の情報や事例を踏まえながら解説していきます。

それではごゆっくりとご覧ください。

ちょっと待った!!さつまいもを犬に与える前に頭に入れておきたい知識

さつまいもを犬に与える前に知っておきたい情報を
初心者の方でも分かりやすいように事例を交えながら
各章ごとに解説していきます。

そもそも犬ってさつまいも食べれるの?与えても大丈夫なの?

犬-さつまいも-食べても大丈夫なのか

さつまいもは犬の皮膚、毛、目、神経や筋肉など
犬の健康を促進するためのビタミンAや
病気の予防に役立つβカロテンが豊富にあり
犬にとって最高の食物と言われています。

犬に多くの栄養を与えることから
ドッグフードやおやつに含まれるなど
多種多様な場面で使われています。

この事から、さつまいもを犬に与えても大丈夫です。

しかし、与え方や量によって健康に支障を来たす恐れがあるので注意が必要です。

以降の章でさつまいものメリットやデメリットについて
実例を交えながら紹介していきます。

犬にさつまいもを与える事のメリットは?

犬-さつまいも-メリット

さつまいもは食物繊維が多く消化器系の健康に役立ちます。

強力な抗酸化βカロテンが豊富に含まれているので
視力、成長、筋肉の強さに欠かせないビタミンAに変換し補ってくれます。
ビタミンAの欠如からくる夜盲症や老化の防止に役立ちます。

また、さつまいもはグルテンを含まないため
ドッグフードやおやつに含まれる事が多く
炭水化物の代替食材として利用されています。

さつまいもから得られる主な栄養素
炭水化物 動物のエネルギーの源(日本人で言うと米と同じ)
カリウム 血圧を下げたり筋肉のエネルギー元となる
βカロテン 犬の体内に入るとビタミンAに変換される。抗酸化物質
ビタミンA 夜盲症や視力の低下を防ぐ
ビタミンB6 たんぱく質をエネルギーに変える手助けをしてくれる
ビタミンC 肌の健康を保つ
ビタミンE 細胞膜を助けてくれて犬の全身に役立つエネルギー
食物繊維 腸を刺激して活性化してくれる
ヤラピン 便の排泄を助けてくれる

【実際に起きた事例】犬にさつまいもを与えたらアレルギー反応が出た…

犬-さつまいも-危険-海外の事例-かゆみ-アレルギー

さて、さつまいもをベタ褒めしてきた訳ですが
良いことばかりではありません。

海外のフォーラムではさつまいもに関する健康問題について指摘されています。

まず実際に起きた事例を元に話を進めていきましょう。

犬の栄養士を取得している愛好家の人がさつまいもの評価を知り、
自身が飼っている犬に与えたようです。

しかし、かゆみを伴うアレルギー反応が出た為さつまいもを与えるのを止めたそうです。

自分の犬にサツマイモが合わなかった事に対して非常に残念がっていました。
さつまいもが悪い訳ではなく犬の体質によってアレルギー反応が出る場合があると…。

この他にも落ち着きのなさや耳の病気など
かゆみ以外にも異常をきたす恐れがある事を指摘されています。

【海外で警告】さつまいもをいきなり与えるのは厳禁!?犬のサイズによってさじ加減が必要

さつまいもの栄養について高く評価されている訳ですが
さつまいもの量を考えずに与えてはダメなようです。

突然の食物繊維の増加は犬の腸に問題を引き起こす可能性が高いので
徐々に与えていくのが良いとされています。

あまり多くのビタミンAを摂取した場合、
犬の骨の健康や筋肉の衰弱を引き起こす危険性があり
さつまいもを与える前に獣医師に相談するのが良いとされています。

この他にも犬が糖尿病などの問題を抱えている場合は
さつまいもを与えるのは控えるべきで
獣医師の相談をまず受けて下さいと指摘されています。

さつまいもの主な危険要因
下痢 与えすぎによる
かゆみ 体質が合わない
太る 与えすぎによる
食欲不振・消化不良 食べ過ぎておなかいっぱい
膵炎 むくみ、嘔吐、腹痛による落ち着きのなさ
糖尿病 おしっこする回数が増えたり、水を飲む回数が増えたり、食べてるのに体重が減ったり

海外で犬を飼ってる人はさつまいもについてどのような認識なの?

犬-さつまいも-海外-評価-口コミ

海外の人はさつまいもの事を知っているのか気になりますよね?

海外ではサツマイモの事をSweet Potato(スウィートポテト)と呼んでおり
犬を飼ってる人の多くがさつまいもの事を知っています。

スウィートポテトはエサやおやつ、ダイエット食品など
数多くの健康食品として使われています。

また飼い主が独自にDIYでエサやおやつを作ったりレシピを公開したり
あらゆる面でスウィートポテトが認知されています。

以下に海外で犬を飼ってるユーザーの評価をご紹介します。

  • 我が家の犬はサツマイモが大好き!私は自然なサツマイモを与えるように調理をがんばっています
  • 私の犬はサツマイモを愛しています。私はエサと混ぜて少量のさつまいもを与えてます。
  • 僕は犬のダイエット用にサツマイモを利用している!上手くいくといいな…
  • あたしはサツマイモの事を最近知ったので与えてるわ。少量から始めるのが良いと聞いたのでスプーンサイズから与えるようにしてるわ。

【海外で愛用されているレシピ】犬のエサ用のさつまいも料理や調理方法

犬・さつまいも・海外・レシピ・調理方法

海外では自分で何かを作ったりする事をDIYと呼び
多くの人が試行錯誤しながら楽しんでいます。

犬のエサやおやつを作ることも例外ではありません。

DIYとして多くのユーザーに取り上げられ
情報を共有してユーザー同士で賑わっているようです。

以下に海外で紹介されている犬のサツマイモのレシピと調理方法をご紹介します。

【超簡単】犬用 サツマイモの脱水カリカリ!レシピ

犬-さつまいも-レシピ・調理方法-脱水・カリカリ・チップス

用意するものは以下のとおり

サツマイモの脱水カリカリ 用意するもの
電子レンジもしくはオーブン
さつまいも
さつまいもを置くシートや板

作業手順は以下のとおり

  1. さつまいもを好みのチップスサイズにスライスします。(薄いほうが好ましい)
  2. シートや板にスライスしたさつまいもを乗せて電子レンジに入れます
  3. 150℃で30分~1時間くらい焼く(長くて3時間もあるので要調節)
  4. 出来たら冷まして終わり

密閉のビンに入れると冷蔵庫に保存できるので密閉容器があると便利です。

スライスして脱水されたサツマイモは
多くの犬に甘くておいしい食感を与えます。

あなたの飼っている犬のサイズに合わせて
さつまいもを切るサイズを調整すれば
噛み応えのあるカリカリにする事が出来ます。

簡単に作れるのでチャレンジしてみてくださいね。

茹でれば簡単!!マッシュさつまいも レシピ

犬-マッシュさつまいも-レシピ・調理方法

用意するものは以下のとおり

マッシュさつまいも 用意するもの
さつまいも

作業手順は以下のとおり

  1. さつまいもを2cm~3cmくらいのひと口大に切る
  2. 鍋に水を入れて沸騰させる
  3. 沸騰した鍋にさつまいもを入れて20分間中火で茹でる(柔らかさをフォークなどでチェックすると良い)
  4. 柔らかくなったさつまいもを皿に移し、マッシャーで潰します
  5. 適温に冷まして終わり

柔らかいマッシュサツマイモがあなたの犬に甘さと柔らかい触感を与えます。

あなたの犬のサイズに応じてマッシュポテトを
ドッグフードと一緒に添えてみましょう。

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