豆柴は非公認犬種!?豆柴被害にご注意ください

2018年4月21日

豆柴-豆柴犬-非公認犬種

みなさん豆柴ってご存知ですか?

柴犬を小さくしたものを
豆柴と読んでいるようですが

そもそも豆柴は非公認な犬種
というのをご存知ですか??

今日は豆柴の誤解の浸透と
トラブルにならないための
正しい知識をみなさんに共有できたらと思う。

それではごゆるりとご覧ください。

豆柴とは

一般的人に豆柴、豆柴犬と呼ばれ
通常の柴犬より小型なことから珍しく

愛玩犬として人々の目にとまり
豆柴という単語が世の中に浸透していった。

動物番組などにも紹介され
非公認のはずなのに
誤認が一般認知されるようになった。

豆柴が公認されない理由

豆柴が認められない理由

ではなぜ豆柴が公認されないのか?

それは間違った知識のもとに作られ
誤解や購入トラブルが多いからだ。

例えば

柴犬の幼少期に食事制限により
成長を抑制され小さく育てたり

小柄に生まれた柴犬を
豆柴として販売したが
成長したら大きくなってしまったり

近親交配により小柄になると勘違いした
ブリーダーが間違った交配を行い
奇形種が生まれたものを販売したり

このような奇形種の場合
繁殖の低下や遺伝障害、
短命などの恐れがあり
血統書の交付が不可能である。

また実体のない架空の団体が
血統書を偽造したり
インターネット上で販売したりして
購入トラブルが相次いでおり

業務停止命令が発せられる事態にまで
発展している事から
豆柴が非公認である理由だそうです。

日本犬保存会、天然記念物柴犬保存会、
ジャパンケネルクラブなど、

日本で知名度もあり大きな登録機関では
豆柴犬は非公認となっています。

一部の団体が豆柴を公認したらしいが…

日本社会福祉愛犬協会というNPO法人が
豆柴の血統書を独自に発行しているようです。

独自調査により規定にみあった柴犬を
豆柴として血統書を発行しているようですが

柴犬の血統を混乱させるとして
柴犬最大の登録機関である日本犬保存会が
日本社会福祉愛犬協会を予備登録可能な
団体リストから削除したようです。

おわりに

豆柴がここまで誤解浸透してしまったのって
小さいから可愛いという小型犬の流行が
柴犬の混乱を招いたと思うんです。

おまけに動物テレビなどにも
取り上げちゃったから
誤認が一般認識されちゃって
大変な事になってるんだと思います。

また正しい知識を知ろうとしない
飼い主にも問題があると思います。

変に小型化された柴犬からしたら
いい迷惑だと思いますよ。

豆柴はきちんとした規定が無い以上
存在はしないと思います。

ただの柴犬だと思いますよ。

購入トラブルがあっても
豆柴の知識を知らない
飼い主にも原因があると思います。

ここで豆柴という誤解を正しく理解して
健康な柴犬を後の世まで保存する事に
努めましょう。

正しい柴犬の知識を知りたい人は
こちらの記事をご覧ください。

日本犬で最も多く飼われている柴犬の性格や特徴をまとめてみた

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